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2018/09/29

ターンオーバーを簡単に理解する

秋に起こるターンオーバー

秋に起こる現象にターンオーバーがあります。
ターンオーバーを簡単に言ってしまうと上の水と下の水が入れ替わり、水質が悪化する事です。
今回は簡単にターンオーバーが起こる仕組みについて説明したいと思います。

何故ターンオーバーが起きるのか?

ターンオーバーを知る前に予備知識です。
  • 温かい水は比重が軽い。
  • 冷たい水は比重が重い。(水温4℃が一番重いとされています。)
1.夏場の太陽光によって水面が温められます。
水面からだんだん温められ、深い場所の水は冷たい状態です。
『汚』と表記されてる箇所は沈殿物です。
魚の死骸や糞等を指します。
夏場、一気に水温が変わる層が作られます。
これを水温躍層(サーモクライン)と呼びます。

2.秋になると当然涼しくなるので水面が冷やされます。(放射冷却等。)

3.水面からだんだん冷やされていきます。
最初に述べたように冷たい水は比重が重く、温かい水は比重が軽いです。
図の状態ですと水が不安定という事になります。

4.更に秋には台風が吹きます。
台風によって水が揺れ動かされ、水温躍層(サーモクライン)が破壊されます。
冷たい水と温かい水が混ざり合い、汚い沈殿物も巻き上げられます。

5.最終的には汚い水となります。
これが簡単なターンオーバーの仕組みです。

ターンオーバーになるとどうなるのか?

ターンオーバーになると魚は生活しにくくなるので、釣れにくくなります。
※酸素濃度も低くなります。
もちろん魚も生活し易い環境にいたいのでシャロー(浅場)に移動したり、それが出来ない状況ならばディープ(深場)でじっとしていたりします。

ターンオーバーが起きる場所

ターンオーバーは何処でも起きる現象ではありません。
フィールドでも比較的浅い野池や水が常に動いている河川ではターンオーバーが起きない場所と言って良いでしょう。
ある程度水深が無いと水温躍層(サーモクライン)が形成されません。
ですから、ロッドで水を掻き回して泡が立つからターンオーバーしているとは一概には言えません。
それはただ、植物が枯れた為だったりプランクトンが弱ったりする事による水質悪化かもしれません。
秋に釣れないからといって何でもかんでもターンオーバーのせいにするのはちょっと違うかもしれませんよ。

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